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もっと早く知っていれば、四月半ばから始まった巡回コレクションに行っていたのに…。私がこの特別展を知ったのは先週。時間の空いている今日、三井記念美術館に行ってきました!
 
 千円以上の入場料を払い、満足できた展示会は初めてでした(目的地まで往復六時間以上かかる事実を鑑みても)。
 きれいなものはきれいなんだ!超絶技巧はド素人でもわかるんだ!

 展示会の副題が『これぞ明治のクールジャパン!!』
 超主観的に言わせてもらえば、平成のそれは足下にも及ばない。いろんな要素で比べれば、いろいろと議論の余地があると思いますが、この作品列を見れば問答無用でひれ伏したくなるのではないでしょうか。
 見学者のため息がつきない。客層が、わざわざ千円以上のおカネを払ってまで来る人しかいないせいなのかどうかわかりませんが、個別にガラスケースに入っている展示物について、とにかく四方から見て、上から見て、斜め下から見て、の作業を繰り返している人が多い。
 仕事が偏執狂的に細かくて、できることならば、手に取って矯めつ眇めつルーペで見てみたかった。
 一番印象に残った刺繍絵画の「波涛図」は白い糸のみを使って波を表現していました。糸を重ねて刺繍しているせいか、見る位置によって銀色に見える箇所があり、移動しながら作品を見ると、波が動いているように見えました。この作品の前で五分は粘っていたと思います。
 七宝の『二人なみかわ』は言葉だけ知っていましたが、実物をはじめて拝みました。作品細かすぎ。見学者の一人が、「これを作っているところを見てみたかった」と言っていましたが、その場にいた面々が同意の表情をしていました。
 牙彫りのそっくりさにのけぞり(わざわざ細部まで掘りつくして、彩色までやるか!)、『自在』コーナー(金属製の置物にあらず。実はモチーフとされた動物、昆虫、魚などの複雑な動きが再現できるようにされています)の蛇は260個のパーツを組み合わせたとか。とぐろもまけるよ。自在コーナーで私は「蜂」を目の前にして後ずさってしまいました。二匹居るうちの片っぽが、殺虫剤かなんかにやられて仰向けになっているの?と言いたくなるくらいでした。
 とにかく、じっくり見たがる人が多くて、列が進まない(苦笑)。細工のすばらしさに見ほれる人が続出しているから。
 
 京都に行く折があれば、清水三年坂美術館に行ってみるか。

 それから国立新美術館のミュージアムショップのみ行きました。自宅に必要なアイテムを一つと娘への土産の和綴じメモ帳とどくろの和三盆を購入。
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