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今日は国立新美術館にビュールレコレクションを観に行ってきました。
 元はといえば、ヘンタイ美術館に掲載されていた画家の作品が展示されていたから興味を持ったわけです。アングル、ドラクロワ、クールベ、マネ、モネ、ドガ…以上、ヘンタイ美術館に掲載され且つこのコレクションに作品が展示されている画家でした。
 
 入場したら、ポストカードをもらいました。28日まで無料で配布されるそうです。Twitterで情報戴きました。↓

 今回は初めて有料音声ガイド(520円)を使いました。恐い絵展とは違って、じっくりと作品が観られそうでしたので。作品を観ながら知り得ない情報を得るのは良いものですね。…今回の展示会に係わる私の予備知識はヘンタイ美術館が元ですが。

 ドットの荒い印象派の絵を鑑賞するにあたり、やってみたかったことがありました。それは、ド近眼の私がメガネを外して肉眼で鑑賞したらどう見えるのだろうという、くだらない試みです。もともと私のメガネはブルーライトカット機能があるので、肉眼で見る色合いが若干違いますが。
 やってみたところ…風景画には有効かもしれない。メガネを外した途端、視野が露骨に広がりました。一方で、狭い範囲を対象にしている絵には向かない。ただのピンボケ。
 
 この展示会で一番嬉しかったのが、ドガの『14才の小さな踊り子』を直に観られたこと。
 この作品は山田五郎さんが『ヘンタイ美術館』でこのように語っています。

「(略)いかがでした、ご覧になって?気持ち悪かったでしょ?(略)うん。この作品を見た人はみんな言うんだけど、なんとも言えない気持ち悪さがあるんですよ。ドガが自作した布製のチュチュを付けてるんだけど、それが時代を経て薄汚れてるところがまた、気持ち悪さを増幅している。(略)でも、オリジナルを見ると、明らかに「なんかヤバくね?」って感じのオーラが出てる。」
 
 確かにブロンズの像が、古い雑巾レベルで薄汚れた木綿のチュチュを付けています。チュチュの裾は切りっぱなし。しかも、織り目の荒さはガーゼ並みです。
 私はこの像を真正面から見たときには気持ち悪いともヤバいとも感じませんでした。
 像の後ろにまわったとき、…何なんだ、とはじめて思いました。
 像…踊り子は後ろで髪を一つに縛っていて、結び目に白いシルクのスカーフを巻いていました。しかも、薄汚れてなどいません。せいぜい生成り色でした。
 髪を簡単に装飾している光沢を保った絹のスカーフと、雑巾並みの色をしたチュチュを見比べて気持ちが悪くなりました。

 二百枚以上描かれたモネの睡蓮のうち、本邦初公開の一枚がこの展示会で公開されました。撮影OKだったので、撮りました。

 2×4メートルの大きさ。私が子供の頃に見た睡蓮も同じような大きさだと記憶しています。
 そんなに沢山描いたのなら、大きさはどうなのでしょう?サイズがいちいち違うのか?
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