406．管理職は大変

「あー、だめだー、頭混乱するー」
と言っている私の前で、
「いっぺんに手え付けすぎーわけわかんないー」
とぼやいているYさん。その傍らで、
「一日がかりの作業がパアよ！」
と叫んで愚痴って嘆いているNさん。三人三様（？）机の上がデータ打ち出しだの、資料だのなんだのでごちゃごちゃ。
しかし、もっとすごいことになっている机があった。
中間管理職の机は、彼が一日休んだだけで崩壊しそうになっている。その上に申し訳なさそうに、見て欲しい資料をそっと乗せてみる。ドミノ崩しです。書類の山が崩壊して雪崩をうちました。きゃあああ、と思いつつ、地層の底の方に存在する一週間前の自分の書類は果たして見てもらえたのだろうかと疑問に思う。
…案の定、見られていない。地殻変動おこしていいですか？
…しかし、彼の多忙さを見ているので、きついことは言えません。ここのところ、緊急事態発令やらイベントやらが続いたし。