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本日、銀座のワインショップで開催された本の音夜話に初参加しました。
作家をゲストに迎えて著書についてお話を伺う会です。ワインとおつまみ付き。
今回のゲストは、「きらきらひかる」「冷静と情熱のあいだ」の著者でした。
二時間に渡る中で印象に残った事項を書きます。

リアルとリアリティは違う。
たとえば、鈴虫の奏でる音について。
作品上は、「りれりれりれりれ」にしたけれど、改めて実際の音を聞き直すと、「リーン、リーン」としか聞こえない。ただし、「リーン、リーン」だと、電話の呼び出し音にもなるし、ドアチャイムの音にもなる。だから、現実的に鈴虫は「りれりれりれりれ」とは音を出さないけれど、他と区別する表示方法として、「りれりれりれりれ」にした。
たとえば、登場人物たちが話す言葉について。
50代が中心になる登場人物のやり取りを書く際に。
実際の50代の人たちは、結構丁寧な言葉を話す。けれど、小説の中にそのまま取り入れると、小説の中での現実味がなくなる。あえて、少し汚い言葉遣いにした。

動きや仕草の細部を正確に書きたいが、書きすぎると、何が重要であるかがわからなくなって困る。
たとえば、ドアを開けたとき。キスをするとき。
ドアを開けました。話の流れでは何らかのタイミングで閉まることになっている。
ドアが閉まる事実を文章にする人と、言及せずに流す人に二分化されるとか。
キスの描写。「激しくキスをした」具体的に書きたい。読み手の主観によって受け取り方が違うから、細かく書きたい。しかし、その場面ではキスをした後の方が重要で、だけど、動作を細かく書きたい。
細かく書くと、どのシーンが重要であるのか、わからなくなってしまう。

ワインを傾けながらお話を聞くのは、心地よいです。
つい、過ごしてしまいます。
会終了後に、著書にサインをいただいて、ツーショットも撮ってもらいました。
楽しかった〜

5/24 細部を書き直しました。昨日の時点では、iPodで文章を書いていたので長文を書くのが厄介でした。
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