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管理人の日常です。
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 午後九時半に固定電話が鳴りました。こんな時間にだれだ?とディスプレイを見たら、うちの実家。
 おかしいな。こんな時間に電話してくる人たちじゃないんだけど…と考えつつ、受話器を取ったら、母の弾んだ声がしました。
「この時間なら夕飯が終わってると思って」
 いや、終わってない。うちの夕食は遅いんです。誰かの帰りが遅くない限り、家族全員が風呂に入ってから夕飯なので。だから電話の最中にも娘と旦那は、石油ストーブの上に乗っかっている鍋から『豚肉の軟骨と大豆の煮物』を少しずつよそいながら食べている。
 一方で母の台詞は続きます。
「検査したら、腫瘍マーカーが下がったんだって。抗がん剤はもうやめていいんだって!一ヶ月に2回病院通いしてたんだけど、二ヶ月に一回でよくなったって」
 浮き浮きした声は続きます。
「玉川温泉でもどこでも行っていいって!うれしくなっちゃって、会計するのを忘れたぐらいよ」
 …そこまで嬉しかったんだ。抗がん剤は明確に母の体力を奪っていたし、下痢を引き起こして体重がなかなか増えなかったそうです。つらい治療を乗り越えて、母はさぞかし舞い上がっていたでしょう。
「今までありがとうね。ずっと様子を見に来てくれたから、うれしかったよ。パパや○○(娘)にもよろしく言っといて」
 また様子を見に行くから、と伝えたら、弾んだ声で「またよろしくね!」と言われました。
 また近いうちに様子を見に行って、母の歓喜を共有しようかな。

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今日は国立新美術館にビュールレコレクションを観に行ってきました。
 元はといえば、ヘンタイ美術館に掲載されていた画家の作品が展示されていたから興味を持ったわけです。アングル、ドラクロワ、クールベ、マネ、モネ、ドガ…以上、ヘンタイ美術館に掲載され且つこのコレクションに作品が展示されている画家でした。
 
 入場したら、ポストカードをもらいました。28日まで無料で配布されるそうです。Twitterで情報戴きました。↓

 今回は初めて有料音声ガイド(520円)を使いました。恐い絵展とは違って、じっくりと作品が観られそうでしたので。作品を観ながら知り得ない情報を得るのは良いものですね。…今回の展示会に係わる私の予備知識はヘンタイ美術館が元ですが。

 ドットの荒い印象派の絵を鑑賞するにあたり、やってみたかったことがありました。それは、ド近眼の私がメガネを外して肉眼で鑑賞したらどう見えるのだろうという、くだらない試みです。もともと私のメガネはブルーライトカット機能があるので、肉眼で見る色合いが若干違いますが。
 やってみたところ…風景画には有効かもしれない。メガネを外した途端、視野が露骨に広がりました。一方で、狭い範囲を対象にしている絵には向かない。ただのピンボケ。
 
 この展示会で一番嬉しかったのが、ドガの『14才の小さな踊り子』を直に観られたこと。
 この作品は山田五郎さんが『ヘンタイ美術館』でこのように語っています。

「(略)いかがでした、ご覧になって?気持ち悪かったでしょ?(略)うん。この作品を見た人はみんな言うんだけど、なんとも言えない気持ち悪さがあるんですよ。ドガが自作した布製のチュチュを付けてるんだけど、それが時代を経て薄汚れてるところがまた、気持ち悪さを増幅している。(略)でも、オリジナルを見ると、明らかに「なんかヤバくね?」って感じのオーラが出てる。」
 
 確かにブロンズの像が、古い雑巾レベルで薄汚れた木綿のチュチュを付けています。チュチュの裾は切りっぱなし。しかも、織り目の荒さはガーゼ並みです。
 私はこの像を真正面から見たときには気持ち悪いともヤバいとも感じませんでした。
 像の後ろにまわったとき、…何なんだ、とはじめて思いました。
 像…踊り子は後ろで髪を一つに縛っていて、結び目に白いシルクのスカーフを巻いていました。しかも、薄汚れてなどいません。せいぜい生成り色でした。
 髪を簡単に装飾している光沢を保った絹のスカーフと、雑巾並みの色をしたチュチュを見比べて気持ちが悪くなりました。

 二百枚以上描かれたモネの睡蓮のうち、本邦初公開の一枚がこの展示会で公開されました。撮影OKだったので、撮りました。

 2×4メートルの大きさ。私が子供の頃に見た睡蓮も同じような大きさだと記憶しています。
 そんなに沢山描いたのなら、大きさはどうなのでしょう?サイズがいちいち違うのか?
先週に降った雪はすぐに溶けて、車通勤者の一人としてホッとしました。

更新が止まっています。全然文章を綴る気にならなくて。
一昨日から、ギャグ風の話を思いついて久しぶりに書き始めました。
そのうちに更新出来るかと思います。

2/1にメッセージをくれた方へ
ありがとうございます
せっかくリクエスト頂いたのに、二カ月以上かかってしまって申し訳ありません。
それなのにお褒めの言葉をいただいて…感謝の言葉しかありません。
また、よろしくお願いします。
今日も今日とて、うとうとしたり本当に寝てしまったりで朝から夕方までを過ごす。
 昨日からずっと外に一歩も出ていません。身体がだるだるで呼吸するのと寝る以外のことをしたくない。トイレだって行ってないし、水分補給は三時間に1回OS-1で充分。食欲ゼロ。
 …なんて生活をしていたら心配されたのか、夕飯は何年かぶりに近所の和食処で食べることになりました。
 白木クラゲとゆずの寄せ物甘酢から始まって、季節の煮染めに山芋の蒸し物、天ぷら、鶏肉と茄子の旨煮、和風カルパッチョ、牛タタキ、和風サラダ、コース料理があるにもかかわらず、一品料理を端から頼むイレギュラーな客で済みません。冷酒をちびちびやりながら。締めに雑炊を頼んだら、小豆入りでした。初めて見るので写真に撮る。

 薄味で美味しかったー。漬け物も不自然な甘さが無くておいしい。また来たいな。

1/15に小豆粥を食べる風習があるんですね。だから小豆粥が出たのか-。お出汁が嫌味無い程度に効いてて美味しかった。
娘にはお市の方の話をしてしまったけど。
誕生日のことを別の言葉で言えば、標題になるらしい@亭主。
 
 今日、私の誕生日でした。
 娘曰く、「同い年解消、おめでとー、パパ」
 一週間にも満たない期間でしたね。昨日の時点でダンナの方が同い年からひとつ年下に復活。年を取るのは誕生日の前日である故。
 
 肉が食べたい、と要求したら。
 彼は100グラム4ケタの肉を買ってきた。肉だけで6000円越え。シャンパンを足すと…飲食物だけで軽く5ケタは超える。
 やっぱ、高い肉は違う。柔らかさが全然違う。うまくやれば100グラム3ケタの肉でも同じ至福を味わえますが、運に寄りますね。
 すごく嬉しかった。ありがとう。ここまで金をかけてくれるとは思わなかった。美味かったです、はい。

 欲を言えば、自分で拵えるのではなく、人にやって欲しかった。いや、願望ですけど。
 今日の午前中から夕方まで爆睡していたほど体調不良だったので。
 しかも、インフルで三連休寝込んでたし。
 インフル持ち込んだの、あんただよね(ニヤリ)

 今朝、娘が新築住宅のチラシを熱心に見ていました。賃貸に住んでいると度々郵便受けに突っ込まれるんですよね。
 …一軒家に住みたいのはわかる。今みたいに隣室の騒音に悩まされる事もなくなるし、なによりも同世代の友人の殆どが持ち家に住んでいるから余計にうらやましいんだよね。
 でも、それは無理。
 今さらながら、早まって持ち家を持たなくてよかったと思います。
 まだ、専門家の診察は受けていないけれど、私が想像しているとおりなら。
 車が絶対的に必要なこの地では住めなくなるから。
健康診断の結果です。
欧米では失明原因トップだとか。
治療法無し。
自覚症状に心当たりがありすぎる。

眼医者に行って、今後のことを相談するつもりです。
初めて聞きに行きました。
 久しぶりの東京オペラシティです。
 
 二階の出品コーナーを冷やかして、買い物を少しした後、自販機を探しにさまよい歩きました。
 ない。…ない、ないないない。
 建物内のコンビニは正月休みだし。トイレ対策としてなるべく水分を控えていたのですが、喉がカラカラに渇いて仇となりました。あきらめてコンサートホール内のビュッフェで水分を摂ることにしました。
 
 チケットを渡してパンフを戴いたあと、コートをクロークで預かってもらい、ビュッフェに直行。既にあちこちでグラスを片手にした方たちが休んでいました。ワイングラスを片手に談笑している率が高い。車を使う身としてはノンアルコールしか飲めない。従って、アイスティーを注文して背もたれなしの長椅子に腰掛けて、優雅に…ではなく、渇いた喉に流し込むようにお茶を飲む。染みわたるようでした。
 
 席はずいぶん後ろの方。
 この距離だと私が大好きな"音に包まれる感触"が弱まるな…とちょっとがっかり。
 昔々、学生の時にオーチャードホールで聞いたモスクワ交響楽団の演奏が私の中でひとつの基準になっています。あの時は音に包まれたあげくにもみくちゃにされました。その体験をして以来、生オケ聞いても物足りなくなっています。
 それは兎も角。今回のオケメンバーは総勢二十数名、内訳はフルート(時々ピッコロ)1、クラリネット3、トランペット2、トロンボーン1、ヴィオラ2、ファゴット(多分。遠くだとバスーンと区別が付かない)1、チェロ2、コントラバス1、パーカッション1、ヴァイオリン数名(ごめんなさい、数えていません)でした。
 予想していたとおり、音量が私に取っていまいち足りない。しかし、全然貧弱ではない。この人数でも充分伸びやかに余裕を持った音の厚み。

 以降、コンサートの感想になります。
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!

いろいろ書きたい話がありますが、中には二年越しのものもありますが…中途半端にしていて申し訳ありません。
思うように頭が働かなくて、一千年前にタイムスリップさせる話も宙に浮いてます。

今年は四月に娘が高三になり。本格的に受験生になります。
高校受験のように、親が家庭教師をやるなど主体的に関わるわけにはいかないので、いっそうやきもきしそうです。

昨日、帰省途中に風花を目にして、あの大雪の騒動を思い出して青ざめてましたが。
杞憂に終わったようでホッとしています。

さっそく、メッセージをいただきました。

ゆうあさま、
こちらこそ、今年もよろしくお願い申し上げます!
こんな感じになりました。Twitterには既に上げています。

「まだ出来ていない犬猿」
ほらよ、と突き出された手の先には竹筒が握られていた。突っ返したかったが、死ぬほど喉が渇いている。乱暴な手つきで竹筒を奪い取り、水を一口飲むだけで身体に染み渡る。強い視線を感じれば真剣な瞳に捉えられる。思わず相手を呼ばわれば、応える声は甘い。そこに小平太が放ったボールが飛んできた。

 その他に、「利土井で冬の朝 忍務に出る前」のシチュエーションで作文してみたものの、某パズル雑誌の『17文字さんこんにちは』レベルの不自然さがありましたので、再考します。140字小説は素面で考えないとダメですね。

 今日は仕事納めでした。簡単に仕事納めの式を行い、シャンシャンと終わったものの…うちの職場は24時間365日営業しています。
 仕事納めなんて形式だけなんだよう…。
帰宅して、鍵をがちゃりと開けてドアを開けた。玄関に見覚えのない、しかもでかい靴がある。
 何なんだろう、と考えつつ靴を脱いでいたら…
 トントントン、と娘が階段を降りてくる音がする。
 娘が一人で家に居る状態で、私が帰ってくると大抵娘は階段の電気を付けて自ら迎えに出てくる。だから、不自然な状況ではなかったのですが…
 娘が面白そうに言いました。
「…実は、お客さんが来てるの」
「はあ」(親友のYちゃんはもっと足がちっちゃいよな)
「お客の名は…Hです」
「Hくん?」
 娘の中学時代からの男友達です。彼は男子校に進学し、娘は同じ地区の女子高に進学しました。今も仲良くしているのは知っていたのだけど、家まで来るとは思わなかった。娘は楽しそうに続けました。
「そう。もう帰るんだ。数学の宿題一緒にやったんだ。全部終わったよ」
 ピースサインをして見せている。
 まあ、どうであれ、彼と顔を合わせるのは初めてで。ダンナは電話で会話しているんだけどね。
 すごく済まなそうにしていたのが笑えたけど。
 また遊びに来てね、と言ったら、彼は申し訳なさそうに頭下げてました。
 
 体力テストでまた娘は賞状をもらっていました。
 小六の時から延々と、うらやましい限りです。
 どうも隔世遺伝らしい。親二人は「級外」だったので。
 父に賞状を見せたら、「さすが俺の孫」と鼻高々になりそうです。
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