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 あー、にんたま1ヶ月以上見てないや。
 娘が多忙のせいで録画したにんたまを見るヒマがないので、自動的に私も見ない。

 娘に彼氏ができました。
 彼は小学校の頃から娘のことが好きだったそうですが。その話を聞いた途端、
「おまえの言ってること、ホラだろ?」
 と娘に問いただしてみたくなる私たち夫婦はいかがなものか?
 娘はお笑い系女子だよ…十人十色、蓼食う虫も好き好き…と言いたくなってしまいます。
 
 娘が彼と付き合う事実を知って、彼のことを好きな女の子に泣かれたそうです。
 でもね。悪いけど、入学式の時に彼を見たのだけどね…
 私の独断と偏見だし、彼としゃべったこともないあくまでも一見さんの意見なのですが…どうみても、女の子に好かれるタイプじゃないと思ったんだ…典型的ガリ勉というか…
 だけど。彼のことを好きな女の子がいるってことは、見ている人は彼の良いところをきちんと見極めて評価しているってことだよね。
 評価については他力本願ではありますが、彼らのことを見守って行きたいとは思う…思うんだけど…親としてフクザツ。

 今日、娘に男友達(彼の彼女は娘の親友)からお電話がありまして。 
 電話口で相手に何かを聞かれたらしく、「いや、そばにはいないよ。近くにはいるけど」との娘が返答してました。
 それって、家族が近くにいて聞き耳を立てているか否かってことを聞いているんだよね?だとすると、娘の返事は間違っちゃ居ない。夕飯支度の真っ最中にかかってきた電話に聞き耳を立てるほどのヒマは私にはないから。もしも夕食支度の真っ最中でなければ、ばっちり聞き耳たてますよ。狭いアパート暮らしにプライベートは存在しないのだ。
 続いて、娘は雑談めいた会話をどこどこ続けます。
「いや、男って、そういうものでしょう。女子は知ってるよ」「やりたい気満々って、おもてに出されると退くよ」
 娘のせりふの一部に、夕飯の支度そっちのけで耳ダンボになっている私。そういうものって何?やりたいって?何をやりたいの?
 親の気も知らず、娘は続けます。
「最低年齢って9才だって。出来たのが」
 ここまで聞けば判る。この9才って、世界最年少の母親のことだよね。
 ちょっとまて。中学生になった途端に、カップルがばかすか生まれたあげくに、一気にそっちの話題になるのかよ。
 中学生になった途端に、話の内容が親に聞かせられないものになっていくんだなあって思いましたよ。つくづく。お付き合いの程度は中学生らしくね。
 
 中学の歴史の授業で、大好きな三国時代をひとことですっ飛ばされたことに腹を立てた娘は、先生に抗議したらしい。
 先生もさぞかし面食らっただろうなー。
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