管理人の日常です。
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2020/11/27 ---- 週三でジムに行くと
2020/11/09 ---- 旦那が三回目の長期病休
娘が夏休みにアメリカに行っている間、夫婦で旅行でもしようかって話が持ち上がって。
いろいろと話し合った結果、伊勢神宮に決まりました。
これは私の希望で…。ダンナは金沢とか仙台とか過去に行ったことのあるところを希望していたのですが、私が「出雲、熊野、伊勢」なんて彼にとって未知の土地を言い出したから。
体力的に若いうちに行っておいたほうがいいのは熊野ですが、いろいろと調べた結果、もう既に私の体力では無理だという結論に。うん。まる一日熊野の山の中を歩き回る体力はないよ。
それでもって、候補地は伊勢になりました。
ちょっとばっかり、伊勢についてダンナに吹き込んだら、すっかり乗り気になってしまった。その代わり、私は伊勢について調べ上げてレポートを書かなければならない羽目になりましたが…。
『400字で判る伊勢神宮』でまとめるよ、と提案したところ、「1200字にして」と返された。
亭主は日本の歴史に興味ないはずなのに…。
前々から感じていたのですが、ある程度以上の学校歴を持っている人って、好奇心半端ないですね。自分の知らないことにめっちゃ貪欲。だから、退屈な受験勉強も延々とこなせて難関校に合格出来るのではと思いました。
いろいろと話し合った結果、伊勢神宮に決まりました。
これは私の希望で…。ダンナは金沢とか仙台とか過去に行ったことのあるところを希望していたのですが、私が「出雲、熊野、伊勢」なんて彼にとって未知の土地を言い出したから。
体力的に若いうちに行っておいたほうがいいのは熊野ですが、いろいろと調べた結果、もう既に私の体力では無理だという結論に。うん。まる一日熊野の山の中を歩き回る体力はないよ。
それでもって、候補地は伊勢になりました。
ちょっとばっかり、伊勢についてダンナに吹き込んだら、すっかり乗り気になってしまった。その代わり、私は伊勢について調べ上げてレポートを書かなければならない羽目になりましたが…。
『400字で判る伊勢神宮』でまとめるよ、と提案したところ、「1200字にして」と返された。
亭主は日本の歴史に興味ないはずなのに…。
前々から感じていたのですが、ある程度以上の学校歴を持っている人って、好奇心半端ないですね。自分の知らないことにめっちゃ貪欲。だから、退屈な受験勉強も延々とこなせて難関校に合格出来るのではと思いました。
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追伸
ご丁寧な返事、ありがとうございます。
古事記について、思い出したこと。
作家の三浦しをんさんのお父様、三浦佑之先生の「口語訳 古事記」が、読みやすさ、解釈の大胆さで、その分野では珍しく、出版当時評判になりました。
専門家の著作ですけれど、この家系は文才が特別らしく、楽しく読めます。
二見浦は、今写真を見かえしたところ、注連縄が向かって左の大きい方の岩に引っかかっていて、そのままだらんと垂れ下がっていました。
とにかく、滅多にないような台風でした。
もう一度訪ねて、美しい日本の光景、目に収めたいものです。
神社建築、様式がいろいろあるし、祭神が多くてなかなか頭に入らないのですが、伊勢には見所がたくさんあります。
造った物を壊して蘇らせる、という思想があって、技術が絶えることなく継承されたのですね。
費用がかかるだろうな、などと、俗なことを漠然と考えていたのですが、この慣例も大切なことに思えてきました。
東京にいるとそんな習慣は見当たらなかったのですが、奈良や伊勢では誰もが自然に神域に入るときに頭を下げるのが新鮮でした。
信仰が根付いているのでしょうね。
話は飛びますが、久木綾子さんの「見残しの塔 周防国五重塔縁起」を読んで、古来の建築方法というものに興味を覚えました。
作者の研究態度にも感銘を受けます。
母にも読ませたら、友だちを誘って瑠璃光寺を見にいきました。
そこも、いつか私も。
古事記について、思い出したこと。
作家の三浦しをんさんのお父様、三浦佑之先生の「口語訳 古事記」が、読みやすさ、解釈の大胆さで、その分野では珍しく、出版当時評判になりました。
専門家の著作ですけれど、この家系は文才が特別らしく、楽しく読めます。
二見浦は、今写真を見かえしたところ、注連縄が向かって左の大きい方の岩に引っかかっていて、そのままだらんと垂れ下がっていました。
とにかく、滅多にないような台風でした。
もう一度訪ねて、美しい日本の光景、目に収めたいものです。
神社建築、様式がいろいろあるし、祭神が多くてなかなか頭に入らないのですが、伊勢には見所がたくさんあります。
造った物を壊して蘇らせる、という思想があって、技術が絶えることなく継承されたのですね。
費用がかかるだろうな、などと、俗なことを漠然と考えていたのですが、この慣例も大切なことに思えてきました。
東京にいるとそんな習慣は見当たらなかったのですが、奈良や伊勢では誰もが自然に神域に入るときに頭を下げるのが新鮮でした。
信仰が根付いているのでしょうね。
話は飛びますが、久木綾子さんの「見残しの塔 周防国五重塔縁起」を読んで、古来の建築方法というものに興味を覚えました。
作者の研究態度にも感銘を受けます。
母にも読ませたら、友だちを誘って瑠璃光寺を見にいきました。
そこも、いつか私も。
Re:追伸
こんにちは。
追伸ありがとうございます(^^)
>作家の三浦しをんさんのお父様、三浦佑之先生の「口語訳 古事記」が、読みやすさ、解釈の大胆さで、その分野では珍しく、出版当時評判になりました。
具体的にお勧めしていただきましてありがとうございます。図書館にある古ぼけて分厚くて昔々の字体の本を読むことを覚悟していましたが、これでホッとしました。
>二見浦は、今写真を見かえしたところ、注連縄が向かって左の大きい方の岩に引っかかっていて、そのままだらんと垂れ下がっていました。
では、右側にある女岩に掛かっているはずの注連縄が外れていたのですね。
それはそれで珍しい光景とも言えますね。
>神社建築、様式がいろいろあるし、祭神が多くてなかなか頭に入らないのですが、伊勢には見所がたくさんあります。
祭るのは勝手…なのでしょうか。と子どもの頃、あちらこちらに菅原道真が祭ってあるのを知って疑問に思った記憶があります。
知識が増えれば増えるほど興味深い場所ですね。もっとも、頭の中で全然整理できなくてごっちゃになったままです。
>東京にいるとそんな習慣は見当たらなかったのですが、奈良や伊勢では誰もが自然に神域に入るときに頭を下げるのが新鮮でした。
理屈が絡まない古来から伝わってきた習慣なのでしょうね。頭を下げることによって、自然と神域は尊いものだと意識づけられているのでしょうか。
そういえば、「見残しの塔」は以前にもお勧めしていただきましたね。
全く手を付けていませんが、今はとにかく古事記優先です。
こちらこそ、丁寧な追伸をありがとうございました。
追伸ありがとうございます(^^)
>作家の三浦しをんさんのお父様、三浦佑之先生の「口語訳 古事記」が、読みやすさ、解釈の大胆さで、その分野では珍しく、出版当時評判になりました。
具体的にお勧めしていただきましてありがとうございます。図書館にある古ぼけて分厚くて昔々の字体の本を読むことを覚悟していましたが、これでホッとしました。
>二見浦は、今写真を見かえしたところ、注連縄が向かって左の大きい方の岩に引っかかっていて、そのままだらんと垂れ下がっていました。
では、右側にある女岩に掛かっているはずの注連縄が外れていたのですね。
それはそれで珍しい光景とも言えますね。
>神社建築、様式がいろいろあるし、祭神が多くてなかなか頭に入らないのですが、伊勢には見所がたくさんあります。
祭るのは勝手…なのでしょうか。と子どもの頃、あちらこちらに菅原道真が祭ってあるのを知って疑問に思った記憶があります。
知識が増えれば増えるほど興味深い場所ですね。もっとも、頭の中で全然整理できなくてごっちゃになったままです。
>東京にいるとそんな習慣は見当たらなかったのですが、奈良や伊勢では誰もが自然に神域に入るときに頭を下げるのが新鮮でした。
理屈が絡まない古来から伝わってきた習慣なのでしょうね。頭を下げることによって、自然と神域は尊いものだと意識づけられているのでしょうか。
そういえば、「見残しの塔」は以前にもお勧めしていただきましたね。
全く手を付けていませんが、今はとにかく古事記優先です。
こちらこそ、丁寧な追伸をありがとうございました。
それでも、たくさんある神殿のそれぞれが、これまで関東では見たことがない数の神を祭っていて、一生に一度のお伊勢参り、も、宜なるかな、と思ったことでした。
その年は國學院の市民講座を聴いていたので伊勢の祭神についても予備知識が得られたのですけど、國學院に一般にも公開されている博物館があって、そこに伊勢神宮の正殿や伊勢神宮で毎日供えられる神饌の模型があって、より興味を持って訪れることができました。
國學院博物館、一見の価値あり、です。
ついでに古事記再読もお奨めです。
何年か前のことだから参考にならないかもしれませんが、伊勢を回るのにバスに乗らなくてはならなくて、しかも、均一料金ではなく、それぞれが何百何十円、両替とかお釣りがめんどうで、というか、バスの中ではあらかじめ用意しておかなくてはいけないシステムだったので、途中でなんどもお金を崩すためにいらない買い物をしたことを思い出しました。
それから、当時とそれほど状況が変わっていなければ、宿泊するところは、なんというか、都会風なホテルは期待できません。
駅の近くに泊まったのですが、後にも先にも絶対に泊まらないだろう、と思われた、ゲームセンターの上階の一室に宿を取りました。
ちなみに、出雲は去年、夫がレンタカーで回ってくれました。
奈良もそうでしたが、上代の日本を訪ねようとすると交通の便がものすごく悪くて、できることなら半月ぐらい滞在して一日に1、2箇所見るのが理想だな、と思いました。
三輪山を見ても當麻寺に行っても、揖斐川を見ても黄泉比良坂といわれるところを見ても、いちいち感動して、それが一気に押し寄せるのがもったいなくて。
伊勢はバスで動ける範囲だから効率よく回ればかなりいけるかと。
でも、400字では語れませんね。
勉強熱心なご一家でうらやましいです。
>遷宮の前年に思い立って行ったのですが、ちょうど台風のさなかで、五十鈴川に近づいてはいけないし、二見浦の注連縄は切れているし(あの、見るからに太い注連縄が、ですよ)
遷宮の前年ってことは2012年ですね!
まずは二見浦に参って、とガイドブックを見ました。あんなに太い注連縄が切れたのですか。切れたと言うより、さらわれたのでは?川にも近づけなかったなんて相当の台風ですね。超大型で猛烈レベルだったのかもしれませんね。
もしも私たちの旅行が台風の最中ならば、二人とも職業上旅行返上で仕事です。天気に左右される商売ですので…。
>その年は國學院の市民講座を聴いていたので伊勢の祭神についても予備知識が得られたのですけど、
國學院って神道系だとはじめて知りました。
東京は大学がたくさんあっていいですね。こちらは数がないし、分野も限られているしで、市民講座自体が貧弱です。
民営美術館はほとんどありません。大川美術館が私財を投じて設立された県内唯一の美術館と聞いていますが、まだ見学していません。
>國學院博物館、一見の価値あり、です。
ゆうあさんに勧められると、自分の目で見たくなりますね。再来週末に三軒茶屋に行く用事がありますので、立ち寄ってみようかと。
>ついでに古事記再読もお奨めです。
図書館で借りて読んでみます!すごく頑張って…。古文、漢文、涙が出るほど嫌いなんですけど…。全部万葉仮名で描かれた字面を目にした日には万歳して本を投げますよ?
現代語注釈付きのものを借りるつもりです。原本にあたるまでの知識はないので…。
>何年か前のことだから参考にならないかもしれませんが、伊勢を回るのにバスに乗らなくてはならなくて、
いちいち現金で払うって事は、バスカード的なものはなかったのですね。東京だとスイカで払えたり、バスカードとか現金を介さないで払える手段がありますよね。それが一切無いと考えた方がよろしいのですね。貴重な情報ありがとうございます。
>それから、当時とそれほど状況が変わっていなければ、宿泊するところは、なんというか、都会風なホテルは期待できません。
はじめっから期待してません。駅の近くのビジネスホテルに宿を取りました。夕飯は別のところで取る予定です。食は食、宿泊は別と割り切っていますので。
>ちなみに、出雲は去年、夫がレンタカーで回ってくれました。
私も出雲をレンタカーで回ってみたいんです!伊勢は駐車場確保が困難だと知って、バスと鉄道で回ることにしました。
夫は出雲行きに簡単に丸め込めそうなので(レポート作成をしなければならない羽目になるけれど)、次は出雲がいいですね。
>奈良もそうでしたが、上代の日本を訪ねようとすると交通の便がものすごく悪くて、できることなら半月ぐらい滞在して一日に1、2箇所見るのが理想だな、と思いました。
>三輪山を見ても當麻寺に行っても、揖斐川を見ても黄泉比良坂といわれるところを見ても、いちいち感動して、それが一気に押し寄せるのがもったいなくて。
確かにその時代に栄えていた地域は公共交通機関が働いてなさそうですね。
何年か前に、奈良を訪ねてみようと計画を立てようとしたけれど、計画倒れに終わった記憶があります。
>伊勢はバスで動ける範囲だから効率よく回ればかなりいけるかと。
>でも、400字では語れませんね。
まだレポートには手を付けていませんが、どんな内容になるのやら。400字で語るとなると、相当の難題だと想像はつきます。相手の予備知識にも拠りますし。
コメントありがとうございました!
またどうぞ、よろしくお願いします。