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昨日今日と、泊まりがけで幕張メッセに行ってきました。仕事と趣味がらみで…。
 分析機器、分析機器部品、コンポーネント、理化学機器、研究設備、計測機器、試験機などの展示と関連セミナー、コンファレンス有りのイベントに参加してきたのですが、仕事から離れて趣味の世界に走っている分もありましたので、休暇を取って参加しました。
 メッセ全体を使って、業者さんたちが展示ブースを作り、自社の製品をいろんな形でアピールし、さらには別会場を使ってセミナーやコンファレンス、新技術説明会などが開催され、いくら時間があっても足りない規模の一大イベントです。
 
 今まで何度か参加して思ったこと。展示されている各ブースの面積と位置が、そのまま出店企業の規模、力関係が丸見え。
 これって、二次元イベントと同じじゃないか?だって、イベントの壁サーにあたるのはあそことあそこで、ブース面積半端ないし、角っこだし、
 とくだらないことを考えつつ、ふらふらと歩き回りながら、気になる分野の展示があると立ち寄って、話をしつつアンケートに答えて名刺を渡しグッズをもらい…を繰り返していました。真剣にやると結構時間を食います。某紙関係のブースでは掃除の話で盛り上がり、某ガラス製品のブースでは台所で使うガラス製品の話で盛り上がり…相手が女性だと話題がドメスティックになって仕事からどんどん離れていく…。

 標題から話が大いにそれましたが、江戸時代の食文化がいかに健康にかなっているかというセミナーに参加しましたのでその報告をさせていただきます。
 興味のある方は、最後までどうぞ。


セミナーの内容は大まかに分けると二つ。
 第一に、マーケティングの方法。
 第二に、身体によい食生活を生活習慣の中に取り込んでしまおうと言う江戸幕府のキャンペーン内容。

 マーケティングの方法。
 まずはドラ●カーの話と行きたいところですが、講師の話の速度が速すぎて、付いていけませんでした。ただ、同じようなことを江戸時代の豪商はすでに実践していた、らしいです。つまり、顧客の欲求をリサーチして先回りしたサービスを提供し満足させる、ってことでしょうか。
「女性に花束を贈る最適のタイミングは?」
 答えは、記念日が全く絡まない日、だそうです。全く予測が出来ないときに、嬉しいことをお膳立てすると良いとか。確かにそうだと思います。いつも気に掛けて貰っているんだなって…錯覚しますよね(笑)。
「壁ドン効果について」
 これはその行動によってある程度結果が予測される行為だとか。壁ドンされたら、普通は良い結果を予測しますよね。だから、予想外のタイミングで壁ドンのような良い結果を予測される行為をされれば、女性は口説きやすくなるとか…(笑)。私も、もんじに壁ドンされたら一発でメロメロになるでしょうね(汗)
 
 身体に良い食習慣の話。
 まずは「初物を食べると七十五日寿命が延びる」というお題について。
 ナスについては、科学的根拠があるそうです。旬のナスよりも初ナスの方がポリフェノールの量が断然多いらしいです。

 次に、「七草」について。
 一般に、七草がゆと言えば、年末年始に飲み過ぎ食べ過ぎで弱った胃をいたわるためのイベントとされています。個人的に言わせて貰えば、咀嚼しないでも飲み込める粥は、かえって害になると考えてます。咀嚼しなければ消化酵素を含む唾液と混ざらないので、かえって胃に負担になるんじゃないかな。
 いやいや、言いたいことはそこではなく、なぜ、七草に特定の葉物が選ばれたのか。です。
 上代では、七草の植物は限定されていなかったと記憶しています。
 現在の7種は、1362年頃に書かれた『河海抄(かかいしょう)』によるものとされていますが(ウィキペディア参照)、江戸期にははっきりとこの七種です。現代の分析化学では、なぜこの七種が選ばれたのかが判ってしまうのです。
 この七種は…旧暦の1月に手に入る葉物の中で、抗酸化能トップ7だそうです。昔の人は膨大な経験・臨床例を集めてこのような結論を出したのでしょうね。
 
 そして、節分。
 昔は節句の節目が節分でしたので年に四回あったそうですが、現在の節分の話をします。
 お題:なぜ、節分では、大豆を歳の数だけ食べる習慣があったのか?
 答え:年を取ると、ホルモンバランスが崩れる。そこで、女性ホルモンの代わりとしてイソフラボンを摂取すればバランスが安定する。

 七夕のそうめん:抗酸化作用があるごま油を塗りつけて加工されるのはそうめんしか無い。
 
 なんて生活習慣を、江戸幕府は庶民に定着させようとしたらしいです。具体的な方法については何も説明が無かったので説明できませんが。

 話は変わりますが、和食と日本食の違い。
 日本食とは…今現在における一般的な日本人の食卓の意。
 和食とは…一汁三菜が基本中の基本。
 
 そして、和食と中華と洋食の違い。
 だし(スープ)について考えてみましょう。
 洋食はフォン、中華は湯、和食は出汁(昆布、大豆など)。
 ここで問題になるのは、だしの位置づけですね。
 洋食も中華も素材をだしの味に染めてしまう。
 しかし、和食のだしは、素材の引き立て役に徹しています。

 往々にして、和食は塩分(ナトリウム)が多いから身体に良くない、と言われていますが、実は、カリウムも多く含んでいますので、電解質のバランス上、ナトリウムも対外に排出されてしまうとか。
 この話は、高校生物でやりましたか?
 私は小中高と全く授業を聞いていなかったので、どこで知ったのかが全く記憶にありません。ナトリウムポンプなんて単語があったかな…程度です。ナトリウムカリウムの含有バランスが取れて入れば、過剰なナトリウムやカリウムが細胞内に入って来たときでも、余分な奴らを追い出すことが出来ます。
 逆に、カリウムが足りないと、ナトリウムは排出されません。
 よく、高血圧の人に食塩(塩化ナトリウム)の代用品として、塩化カリウムが使われるのは同様な理由だと推測します。

 カリウムが充分に細胞内にあるのならば、過剰摂取したナトリウムは尿と共に捨てられます。和食はカリウムを多く含んでいるので、例えナトリウム分を多く取ってしまったとしても、排出されると言うことですね。
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